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任意売却した人の事例をご紹介!住宅ローンを払えない場合の解決策は?

2023/5/31任意売却

住宅ローンを返済できない場合の解決策として「任意売却」をご存じの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、任意売却した後のことも気になるのではないでしょうか。

この記事では、住宅ローンを返せない場合の解決策として不動産売却と任意売却の違いを解説したうえで、任意売却した人の事例をご紹介します。

 

「任意売却はどのくらいの値段が付くの?」

「任意売却した後の返済はどうなるの?」

このような不安をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

任意売却した家

住宅ローンを返済できなくなった場合の解決策

住宅ローンの返済が滞っている場合、不動産売却か任意売却がおすすめです。

どちらを選択するかで依頼する会社が異なるため、特徴を理解したうえで選びましょう。

 

不動産売却

不動産売却とは、不動産会社を仲介して不動産を売却する方法です。

査定から売却活動まで不動産会社が行ってくれるほか、高い価格での売却が期待できます。

 

ちなみに不動産会社には、不動産仲介業者と不動産買取業者があります。

不動産仲介業者は売主と買主を仲介する業者のことです。

一方で不動産買取業者は、不動産を買取した後に売却活動を行う業者です。

 

不動産買取業者に依頼すると買主を見つける前に売却できるため、すぐにお金が欲しい人は不動産買取業者に相談するとよいでしょう。

 

任意売却

任意売却とは、債務者の了承を得て住宅ローンの返済が残った不動産を売却する方法です。

一般的な不動産売却とは異なり、司法書士など専門家への依頼が必要となります。

 

任意売却と不動産売却の違い

任意売却と不動産売却のどちらを選ぶかで売却価格が異なります。

また、住宅ローンの状況によっては選択できないことがあります。

「どちらを選ぶべきかわからない」とお困りの方は、この章を参考に判断してください。

 

売却価格

不動産売却する場合は市場相場での売却が期待できます。

一方で任意売却では、市場価格の8~9割で取引されることが多い傾向です。

 

一般的な不動産売却の市場価格より低くなる理由として、任意売却は借金返済に充てる資金を捻出するための売却であることが挙げられます。

 

債務者が必要とする金額に近い価格での取引が前提となることから、任意売却では利益が出るように売却するのは難しくなるのです。

 

売却できる期限

住宅ローンの返済を延滞していなければ、不動産会社を仲介しての売却が可能です。

しかし、半年以上延滞している場合、任意売却しか選択できません。

万が一開札されて競売にかけられれば、どの方法も使えなくなってします。

 

つまり、住宅ローンを延滞する前もしくは延滞して半年未満であれば不動産売却、延滞して半年以上開札前であれば任意売却が可能です。

それ以降は自分の意志で売却できなくなるため、なるべく早い段階での判断をおすすめします。

 

任意売却した人のその後は?

任意売却を検討している方が気になるのが、任意売却した人のその後についてでしょう。

 

そこで、任意売却した人の事例をご紹介します。

売却後の返済状況なども解説するため、任意売却を検討している方は参考にしてください。

 

リーマンショックで任意売却した人の事例

1つ目は、借入金3,700万円、残債3,300万円を2,400万円の任意売却で解決した事例です。

 

この事例はリーマンショックにより給料が激減し、それまで少し無理をして支払っていた住宅ローンが支払えなくなりました。

金銭的に業者の買取はできなかったため、競売寸前に債権者と交渉し、2,400万円以上なら競売を取り下げるとの合意が取れたため、ギリギリで売却が成立したものです。

 

売却後は買い手と債権者から合わせて引っ越し費用80万円を捻出でき、残債900万円は保証会社と交渉して月1万円の返済で合意しました。

 

病気で収入が減少し任意売却した人の事例

2つ目は、借入金3,000万円、残債2,200万円を1,600万円で任意売却した事例です。

 

この事例では債務者が難病を発症してしまい、仕事を辞めざるを得なくなってしまいました。

しばらくは貯金で生活していましたが生活保護を受けることになり、生活保護を受けるには家の売却が必要であると言われたため、任意売却を選択したケースです。

 

任意売却においては、当時の相場が低く高額での売却が難しいため債権者に病気の説明し、販売額を下げて約半月で売却が成立しました。

その後は、金融機関と交渉して30万円で債権免除となりました。

 

借金が膨らみ任意売却した人の事例

3つ目は、借入金2,000万円、残債900万円を650万円で任意売却した事例です。

 

この事例では、住宅ローンをあと数年で完済する予定だったものの、離婚を機に仕事を辞めて生活苦になり、マンションを担保に消費者金融から借金するようになりました。

そして債務者の借金が膨らみ、住宅ローンが支払えなくなったケースです。

 

消費者金融系との交渉はあまりない例ではありますが、この事例では交渉の末借入額の半分である250万円で抹消に応じてもらい、残債は分割での交渉が成立しました。

引っ越し費用を80万円確保できたほか、残債900万円は月1万円の返済となったため、その後の生活は楽になったと考えられます。

 

まとめ

任意売却と不動産売却との違いを解説し、任意売却した人の事例を3つご紹介しました。

 

任意売却は、住宅ローンを半年以上延滞した人が取れる手段であり、売却額は市場価格の8割から9割程度です。

一方、不動産売却は住宅ローンの延滞前や延滞して半年未満の人がとれる手段であり、市場価格で売却することができます。

 

住宅ローンの返済を半年以上延滞すると任意売却が可能です。しかし開札されると競売にかけられてしまうため「自分の意志で売却したい」「なるべく高く売却したい」と考えている方は、開札前や延滞前の売却がおすすめです。

 

記事内では任意売却した人の事例を3つご紹介しましたが、そのほかの事例もたくさんあります。

そのほかの事例も知りたい方は、「任意売却の解決事例」をご覧ください。

ゆとりローン返済や収益マンション、マルチ商法など、さまざまな原因で任意売却したケースをご紹介しています。

 

もし任意売却を検討しているのであれば、「全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)」までご相談ください。

任意売却のプロが、相談から売却、アフターフォローまですべてサポートいたします。

 

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