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住宅ローンが残っていても任意整理できる?影響や注意点も解説!

2022/11/3住宅ローン

結婚や出産を機に、住宅ローンを利用してマイホームを購入する方も多くいらっしゃるでしょう。 

しかし、教育費などで多額の支出が増えたりご家庭の収入が大きく下がってしまったりして、返済が困難になる場合もあります。

 

住宅ローンは、返済を数ヶ月滞納すると差し押さえされ、最終的には競売にかけられてマイホームを失います。 

そこで、マイホームを失わずに返済の負担を軽くしたい場合は「任意整理」を検討してみましょう。 

 

この記事では、住宅ローンが残っていてもマイホームを失わずに任意整理できるのか?任意整理した際の影響や注意点をわかりやすく解説します。

住宅ローンの返済が厳しいと感じている方は、ぜひ参考にしてください。

 

住宅ローンの任意整理

 

任意整理とは?

 

「任意整理」とは、お金を借りている側と貸している側が借金の減額や返済のスケジュールの調整を交渉することです。

裁判所を介さないため、他の債務整理と比べると手間も少なく短期間で実施できます。

 

ただし任意整理をすると信用情報機関に事故情報として記録されるため、車の購入のために新たにローンを組むなどの借り入れができなくなります。

 

任意整理が利用できる条件とは

 

任意整理は、誰でも利用できるわけではありません。

応じてもらうには、いくつかの条件があります。

 

  1. 安定した収入がある

任意整理は、返済の負担を軽くできますが減額後の残金は必ず返済しなければなりません。

原則3~5年の間で完済しなければならないため、安定した収入があることを証明できないと利用できない場合があります。

 

  1. 返済の意思がある

債権者に応じてもらうために、しっかり返済する意思があることを示す必要があります。

任意整理を利用するには、3~5年の間で元金のみを完済できるかどうかが焦点になるでしょう。

 

任意整理のメリット・デメリット

 

では任意整理をするメリット・デメリットはあるのでしょうか。

解説していきます。

 

任意整理のメリット

 

任意整理のメリットは、下記の通りです。

 

・裁判所を介さずに手続きできる

・任意整理をする対象を選べる

・毎月の返済額を減らせる

・周囲に知られにくい

 

裁判所を介さずに手続きできるため、短期間で手続きを終わらせることができます。

また周囲に知られる可能性も低いため、任意整理後もそれまで通りに生活が可能です。

 

任意整理のデメリット

 

任意整理のデメリットは、下記の通りです。

 

・信用情報機関に事故情報が記録される

・返済がなくなるわけではない

・住宅ローンの借り換えなど新たな借入ができない

 

また、手続きの対象となった会社内部で登録された事故情報は半永久的に保存されるため、対象となった会社や系列会社で再びローンを申し込んでも審査に通らない可能性が高いでしょう。

 

住宅ローンが残っていても任意整理できる?

 

任意整理を検討する際「住宅ローンが残っていると任意整理できないのではないか」と考える方もいらっしゃると思います。

ここでは、マイホームを手放さずに任意整理できるのかを解説します。

 

任意整理してもマイホームを残せる!?

 

任意整理は債務整理の具体的な方法の1つです。

自身で債務整理する相手を選ぶことができるため、住宅ローンを債務整理の対象から外せばマイホームを残すことができます。

 

ただし住宅ローンを任意整理の対象にしてしまうと、抵当権があるため差し押さえや競売にかけられてしまう可能性が高いので注意しましょう。

また任意整理を行っても、返済義務がなくなるわけではないため返済計画をしっかり立てたうえで行うようにしてください。

 

住宅ローンの返済が厳しい場合は任意売却も検討する

 

住宅ローン以外に債務がない場合や任意整理を行っても返済が厳しい場合は、任意売却も検討するとよいでしょう。

その際、任意売却と併せてリースバックの制度を利用すれば、売却後も自宅に住み続けることが可能です。

 

任意売却であれば、競売にかけられるより高い価格で取引されることが多いため、ローン残額を減らすこともできます。

 

任意整理をする際の注意点やその後の影響とは

 

任意整理をする際の注意点や、その後どのような影響があるか不安に感じる方もいらっしゃると思います。

ここでは3つの注意点と、その後の影響について解説します。

 

任意整理時の注意点

 

任意整理は債権者との交渉による手続きです。

そのため交渉に応じてもらえなければ手続きはできません。

 

分かりやすく解説します。

 

借入額が少ないと交渉が失敗しやすい

 

任意整理は、返済が困難な人の負担を減らす手続きです。

そのため普通に返済を続けていけば完済できる小額の借入などの場合、交渉が成功する可能性が低くなります。

 

さらに任意整理をすると信用情報機関に事故情報として記録されます。

小額の借入の場合は、家計を見直し改善できる点がないか確認してみましょう。

 

返済実績がないと失敗しやすい

 

借入後1度も返済をしていない場合「最初から任意整理する予定で借入をしたのではないか」と疑いを持たれ、返済能力がないとみなされるため、交渉が成功する可能性は低いでしょう。

 

任意整理の対象は、少なくとも半年以上の返済実績があるものにするのがおすすめです。

 

利息分しかカットできない

 

任意整理は、利息のカットしかできないため大きな減額は望めません。

さらに手続き後も返済が続きます。

 

そのため手続き後、現在の収入で返済できるか不安な場合は他の手続きを検討するようにしましょう。

 

任意整理した後の影響

 

住宅ローン以外の借金を対象に任意整理をした場合、住宅ローンに影響はありません。

そのため任意整理後も返済を続けていけば、自宅を手放すことなく住み続けることが可能です。

 

しかし任意整理を行うと、信用情報機関に事故情報が登録されます。

事故情報は5~10年で消えますが、その間はクレジットカードやローンなどが利用できなくなります。

 

また賃貸住宅の入居審査に通らない可能性もあるため、注意してください。

 

まとめ

 

任意整理は、住宅ローンが残っていても住まいを失わずに、月々の返済を調整することが可能です。

しかし、信用情報機関に事故情報が登録されるため、新たな借り入れができなくなるなどのデメリットもあります。

 

任意整理後も借金がなくなるわけではないので、返済計画をしっかり立てるようにしてください。

メリット・デメリットを考慮した上で任意整理するかを選択するには、専門知識のある第三者に相談するとよいでしょう。

 

全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)株式会社」は、売却実績1,500件を持つ、任意売却を専門とするプロフェッショナルの会社です。

弁護士による相談も無料です。

 

「住宅ローンの任意整理」でお悩みの方は「全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)株式会社」まで、お気軽にご相談ください。

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