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残債務とは?減らす方法や支払えない場合の対処法もご紹介!

2023/12/1住宅ローン

貸金業者からの借り入れや住宅ローンなどの残債がある場合、いくらあるのかを確認したうえで返済計画を立てていくことが大切です。

「残債務はどうやって支払っていけばよいのか?」
「支払えない場合はどうなるのか?」

と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。

残債務を減らすためには、収入を増やすための方法を考えたり、支出を減らすために節約したりするほか、収入が入ったときは優先的に返済に充てるなどしていきましょう。

債務が住宅ローンの場合、返済が難しければ任意売却で解決する方法もあるため、詳しく確認しておくことをおすすめします。

残債務の計算をしている画像

残債務とは

残債務とは、お金を借りていてまだ返していない分のことです。

「残債」や「残存債務」とも呼ばれます。


また、住宅ローンを組んでいる場合に、返済が済んでいない分を「ローン残債務」ということがあります。

返済が進むとともに残債務は減っていき、すべての返済が完了した場合に「完済」となるのです。

 

残債割れとは

不動産を売却しても残債務を完済できない状態のことを「残債割れ」といいます。

住宅ローンを組んでいる家を売却する際には、売却代金で残債務を返済する必要があります。

しかし、残債割れが起こると、売却代金で残債務を返済できないため、自己資金で返済しなければなりません。

もし、自己資金で完済できない場合は担保物件の抵当権を外せないため、売却できなくなってしまいます。

 

残債務の合計額を調べる方法

残債務の合計額を調べるには、各貸金業者や銀行などに問い合わせるか、返済時の明細書を確認する方法があります。

どこから借り入れをしているかわからなくなってしまったときは、個人信用情報を開示請求しましょう。

個人信用情報では、借入先の債権者名や借金の残額を確認できます。

 

残債務を減らす方法

毎月の負担を軽くするためにも、借金をできるだけ早く返済し、残債務を減らすことが大切です。

残債務を減らすための方法にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

 

借金返済の計画を立てる

残債務を減らすためには、計画的に返済することが大切です。

まずは、借金の状況を正確に把握することから始めましょう。
借金の総額や毎月の返済金額・元本返済額と利息返済額を確認し、現状の返済方法で問題がないか考えてみてください。

そのうえで、必要であれば生活を見直していきましょう。


収入に見合ったお金の使い方をしているか、自分が使ってもよいお金の範囲を把握できているかなど見直すのが重要なポイントです。
毎月のお金の流れが把握できていないと、新たな借金を生むことになってしまう可能性があります。

 

収入を増やす

収入を増やせば返済に充てられる金額が多くなるため、残債務を減らすことにつながるはずです。

収入を増やす方法として「仕事を増やす」「働く時間を増やす」「給与を上げる」「副業する」などの方法があります。

これ以上働くことが難しい場合は、資産運用も検討してみましょう。
借金を減らすことが目的なので、高額な初期費用が必要な投資などはおすすめできません。

最近は少ない資金から始められる投資方法も登場しているため、チェックしてみてはいかがでしょうか。

ただし、投資のために新たな借金をするのは避けましょう。

 

支出を減らす

収入を増やすことはもちろんですが、支出を減らす努力をすることも必要です。

特に効果が出やすいのが、固定費の削減です。

家賃や水道光熱費・保険料・通信費・車の維持費など、毎月必ずかかるお金をさらに抑えられないか検討しましょう。
何年も保険を見直していないなら、必要のない保険に加入したままになっていないか確認してみてください。

通信費に関しても、格安スマホへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

また、今一人暮らしをしているなら、実家に住むことで家賃や水道光熱費の支払いをなくすことが可能です。

まずは残債務を減らすために、今できることを実践しましょう。

 

残債務の返済が難しい場合の対処法

経済的に厳しく、残債務の支払いが難しい場合は、早めに対処法を考える必要があります。
残債務を返済できなくなったときの対処法を2つご紹介します。

 

任意売却する

残債務が住宅ローンの場合は、任意売却によって残債務を減らすことが可能です。

通常であれば住宅ローンを完済できていない不動産には抵当権が設定されているため、売却しても買い手が見つからない場合がほとんどです。

抵当権を抹消するためには住宅ローンを完済する必要があります。

もし、残債務を支払えない場合は金融機関の合意のもとで売却する任意売却によって、抵当権を抹消してもらえます。


ただし、任意売却後にも債務が残った場合は、引き続き返済し続けなければなりません。

金融機関によっては分割での支払いに応じてくれるところもあるため、確認しておくとよいでしょう。


また、任意売却後も賃貸として自宅に住み続けられる「リースバック」を利用する方法もあります。
住み慣れた家を引っ越したくない方は、検討してみてください。

任意売却やリースバックについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
「任意売却とは」
「任意売却とリースバックを併用するメリットは?それぞれの仕組みや違いもご紹介」

 

債務整理を行う

借金自体を何とかするための方法として、債務整理があります。

債務整理の種類は、残債の元金部分のみを分割返済する「任意整理」のほか、すべての借金を免責してもらう「自己破産」、借金の元金を減額してもらう「個人再生」の3つです。

残債務をまったく返済できない場合は自己破産、元金を減らしてもらえれば返済可能な場合は個人再生を選択するなど、状況に合わせて検討しましょう。

 

ただし、自己破産を選択する場合は注意が必要です。

一切の債務がなくなる代わりに、持ち家や車など一定以上の価値を持つ財産は処分しなければなりません。
手放したくない財産がある場合は、他の債務整理を検討したほうがよいでしょう。

 

まとめ

残債務とは何のことで、減らすにはどのような方法があるのか、返済が難しいときの対処法も合わせてご紹介しました。

残債務を減らすためには、収入を増やしたり支出を減らしたりすることはもちろん、しっかりと返済計画を立てて進めていくことも重要なポイントです。

残債務の返済が難しいときは、債務整理か任意売却という方法が選択できるため、状況に合わせて検討してみるとよいでしょう。

 

任意売却を検討されているなら、全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)にご相談ください。

任意売却専門のプロフェッショナルが、最後まで親身になってサポートいたします。

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