全国任意売却支援相談室、千里コンサルティングオフィスです。

住宅ローンの返済が難しくなり、任意売却を検討される方は少なくありません。

しかし、任意売却をしてもローン残債が残ることがあり、その後の生活に不安を抱えるケースも少なくありません。

収入が不安定で返済が困難な場合、生活費に行き詰まり「生活保護」や「自己破産」を視野に入れざるを得ないこともあるでしょう。

けれども、これらの制度は人生を立て直すための支援策であり、恥ずかしいものではありません。

本記事では、任意売却後に生活保護や自己破産を利用する可能性、その後の生活再建の流れ、さらに任意売却専門業者がどのようにサポートできるのかをご紹介します。

任意売却をしてもローン残債が残ることがある

任意売却は、競売を避けて自宅を売却し、できるだけ有利な条件で住宅ローンの返済問題を解決できる手段として多くの方に利用されています。

しかし、実際には売却代金が住宅ローンの残高に満たず、残債務が発生してしまうケースも少なくありません。

任意売却を行ったからといって、すべての借金がゼロになるわけではないのです。

残った債務については、債権者との交渉により分割払いに応じてもらえる可能性がありますが、収入が不安定であったり、生活費がギリギリの状況だったりすると、返済自体が難しくなることもあります。

その結果、生活にさらなる負担を抱え、精神的にも追い詰められてしまう方もいないとは言えません。

任意売却は確かに競売より有利ですが、ローン問題の「完全な解決」にはならない可能性があることも理解しておきましょう。

そして、将来の生活設計を考えながら、自己破産や生活保護といった他の制度も併せて慎重に検討することが大切です。

任意売却だけで解決できない場合は自己破産や生活保護も選択肢に

任意売却を行うことで、住宅ローンの重荷から一時的に解放されるものの、残債が残ったり、その後の生活費の確保が難しかったりするケースは少なくありません。

そんなときに検討すべき選択肢が「自己破産」や「生活保護」といった制度です。

自己破産は、裁判所を通じて借金の返済義務を免除してもらえる仕組みで、ローンの支払いやその他の借金に追われていた生活をリセットすることが可能です。

一方で生活保護は、最低限の生活を保障するために国や自治体から支援を受けられる制度であり、収入や資産が少なく生活に困窮している場合に利用できます。

これらの制度を活用することで、日々の暮らしに安心を取り戻すことができるでしょう。

こうした制度を利用することに対して「申し訳ない」「恥ずかしい」と感じる方もいますが、それは大きな誤解です。

自己破産も生活保護も、人生を立て直すために国が用意した大切な支援制度。

それに「頼る」のではなく、「適切に助けてもらう」意識で利用すれば、決して後ろめたいことではありません。

任意売却を終えた後の生活を守るためには、これらを前向きに利用することが重要であり、専門家に相談することで最適な道を選ぶことができます。

自己破産や生活保護は再スタートへの第一歩

「自己破産」や「生活保護」という言葉には、どうしてもマイナスのイメージがつきまといます。

しかし実際には、これらは再スタートのために国が整えている大切な仕組みであり、決して恥ずかしいことではありません。

借金返済に追われ、毎日の生活費にも困るような状況では、時間的にも精神的にも、将来のことを考える余裕すらなくなってしまいます。

そこで、まずは自己破産によって返済義務から解放され、借金に悩まされることなく日々を過ごすことができるようになるのが第一歩。

さらに、生活保護を受けることで、住居費や食費など生活の基本部分をカバーしながら、新しい生活設計に取り組むことができます。

例えば、安定した職を探すための就職活動や資格取得の勉強なども可能に。

つまり、これらの制度は「生活を立て直すためのスタートライン」に立つための手段なのです。

任意売却を経た後も将来に不安を感じる方は、こうした制度を積極的に活用し、自分らしい生活を取り戻す一歩を踏み出しましょう。

任意売却専門業者なら生活再建まで徹底サポート！

任意売却は単に住宅を売却して終わりではありません。

その後の生活をどう再建するかこそが最大の課題です。

そこで頼りになるのが、任意売却を専門に取り扱う業者の存在です。

専門業者は、金融機関との債務交渉や売却手続きに精通しているだけでなく、弁護士や司法書士、行政機関とも連携し、自己破産や生活保護の申請に関する相談や手続きのサポートも行ってくれる場合があります。

このように、不動産の売却だけでなく「生活再建」まで見据えたトータルサポートが受けられるのが大きなメリットなのです。

また、専門業者はこれまで多くの相談者を支援してきた経験があるため、実際の生活再建に向けた具体的なアドバイスも期待できます。

任意売却と生活保護を組み合わせた生活再建も、正しくサポートを受ければ安心して新たなスタートを切ることができるでしょう。

一人で悩みを抱えていると「自分はどうしたらよいのか」と不安が募るばかりですが、なかなか親族や友人、周りの人には相談しづらいデリケートな問題。

任意売却専門業者なら、第三者の目線で、そしてプロとして、プライバシー保護を徹底した上で、現実的で安心できる解決策を提案してもらうことができます。

困ったときは迷わず、信頼できる専門業者に相談してみることをおすすめします。

まとめ

任意売却は、競売を避けてできるだけ有利に住宅を手放せる手段ですが、売却後にローン残債が残ることもあり、それだけでは生活が安定しない場合も。

そんなときには、自己破産や生活保護といった制度を前向きに活用することが、生活再建への第一歩となります。

借金や生活費の不安から解放されることで、新しい人生設計に取り組む余裕が生まれるのです。

そして、任意売却を専門に扱う業者であれば、不動産の売却支援にとどまらず、弁護士や行政機関と連携して生活再建まで徹底的にサポートしてくれます。

任意売却と制度を正しく組み合わせることで、安心して再スタートを切ることが可能です。

制度を正しく利用することは決して悪いことではありません。

自立し、生活を再建するためにも、あらゆる手段を前向きに検討してみてください。

当社、全国任意売却支援相談室（千里コンサルティングオフィス）は、任意売却のプロであると同時に、住宅ローンをはじめとした返済に関することの専門家でもあります。

また、司法書士や弁護士と提携し、様々な制度の利用や手続きに関する相談、サポートも可能。

任意売却を検討する段階になった時点で、早めに、気軽に相談してください。

任意売却だけでなく、様々な選択肢を提示した上で最適な方法を探り、ローン返済後の新生活も安心してスタートできるよう、徹底的にお手伝いいたします。

任意売却や住宅ローンについてもっと知りたい方、ご興味を持っていただけた方は、ぜひ当社公式YouTubeチャンネルもご覧くださいませ。