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住宅ローンと教育費で生活が苦しい!そんな苦境を乗り切る方法を解説

2024/2/29住宅ローン

お子さんの進学で、予想以上に教育費がかかることに驚かれた方も多いでしょう。

なかには住宅ローンと教育費の負担が大きくなり、住宅ローンが支払えるのか不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、住宅ローンの滞納で起きる事態と、その解決方法を解説します。

ぜひ最後までお読みください。

 

教育費や住宅ローンの見直し

 

幼稚園から大学卒業までの教育費はいくらかかる?

幼稚園から大学卒業まで、いくらかかるのか文部科学省の統計を見てみましょう。

統計の数字は、1年間の授業料です。

幼稚園 小学校 中学校
公立 私立 公立 私立 公立 私立
165,126 308,909 352,566 1,666,949 538,799 1,436,353
高校(全日制) 大学(4年制)
公立 私立 国立 私立
512,971 1,054,444 535,800 930,943

 

引用:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査の結果について」

引用:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」

 

さらに、授業料の他に入学金がかかります。

 

以上を基礎に、いくつかのパターンで幼稚園から大学卒業までの教育費を計算してみましょう。

なお、幼稚園は2年として計算します。

 

パターン1:幼稚園のみ私立、小学校から大学までは公立の場合

幼稚園 小学校 中学校 高校 大学 総額
617,818 2,115,396 1,616,397 1,538,913 2,143,200 8,031,724

 

このパターンでは、教育費の総額は8,031,724円です。

 

パターン2:小学校のみ公立で、幼稚園、中学校、高校、大学は私立の場合

幼稚園 小学校 中学校 高校 大学 総額
617,818 2,115,396 4,309,059 3,163,332 3,723,772 13,929,377

 

このパターンでは、教育費の総額は、13,929,377円です。

 

パターン3:幼稚園、大学が私立で小学校、中学校、高校は公立の場合

幼稚園 小学校 中学校 高校 大学 総額
617,818 2,115,396 1,616,397 1,538,913 3,723,772 9,612,296

 

このパターンで、幼稚園から大学までの教育費の総額9,612,296円です。

 

以上を見てみると、パターン1が最も安く、パターン2が最も高くなり、その差額は5,897,653です。

 

自宅が地方で、東京の私立大学に通う場合、教育費のほかにアパート代や生活費などさらに出費がかさみます。

教育費が家計に占める割合は大きいと分かります。

 

住宅ローンを滞納するとどうなる? 

1、2ヵ月の滞納であれば、翌月に滞納分も含めて入金すれば問題ありません。

しかし、3ヵ月滞納すると、ブラックリストに載り新規の借り入れができないなどの不利益が発生します。

 

それ以上滞納するとどうなるのか、以下で詳しく解説します。

 

住宅ローンを滞納し続けると最終的に競売になる

結論から言うと、住宅ローンの滞納が続くと、最終的に家が差し押さえられ、競売になります。住宅ローンは3〜5ヵ月の滞納が続くと、債務が金融機関から保証会社に移行する仕組みです。

そのため、保証会社が債務者に代わって金融機関に対し、弁済をしなければなりません。

 

さらに、6〜9ヵ月の滞納になると、競売の手続きが開始され、債務者の元に「競売開始決定通知」が届きます。競売の手続きが進むと、裁判所の執行官が現地調査を行い、物件に問題がなければ競売・引き渡しが行われます。

調査から競売・引き渡しの期間は4〜6ヵ月が通常です。

 

 競売にかかっていることが近所の方に知られる可能性がある

競売によるデメリットはいろいろありますが、債務者にとって最もつらいことは、不動産業者による近所への聞き込みでしょう。

入札開始2週間前に、裁判所で競売物件の情報が公開されると、これを見て興味を持った不動産業者が物件の調査にやってきます。

 

なかには近所の方に聞き込みをする不動産業者もおり、それにより家が競売にかかっていることが近所の方に知られ、好奇の目で見られるかもしれません。

債務者にとっては相当なストレスになるでしょう。

 

住宅ローンと教育費で苦しい時の解決方法

住宅ローンと教育費の支払いが苦しい時に、解決する方法が3つあります。

 

・出費を見直し無駄を削る

・住宅ローンの借り換えを検討する

・任意売却を検討する

 

それぞれ詳しく解説します。

 

出費を見直し無駄を削る

初めにやるべきことは、出費の見直しです。

特に以下の3つを見直してみましょう。

 

・車にかかる費用

車にかかる費用は、車が大型になるほど高くなるため、より小型の車に乗り換えることで維持費を安く抑えられます。

また、週末の買い物やレジャー位しか使用していないのであれば、車を手放し、公共交通機関やレンタカー、カーシェアリングを利用する手もあります。

 

・保険料

保険料も見直すことで費用が安く抑えられます。

複数の保険に入っている方は、内容が重複していないかチェックしましょう。

また、不要なオプションをつけている場合もあるため、これらの無駄を省くことで、大幅な節約につながります。

 

・通信費

通信費は、契約内容が複雑で不要なオプションや高額なプランを契約しているケースもあるでしょう。

携帯ショップなどで自分の利用状況を説明し、適切なプランを選択してください。

 

住宅ローンの借り換えを検討する

住宅ローンの借り換えとは、現在契約している金融機関のローンの残金を、ほかの金融機関と住宅ローン契約をして一括返済することです。

現在の金利よりも金利の安い金融機関に借り換えをするので、利息の負担が軽減されるメリットがあります。

ただし、住宅ローンの借り換えでメリットを享受するには、以下の条件のうち2つ以上を満たす必要があります。

 

・現金利と新金利の差が1%以上

・ローン残高が1,000万円以上

・返済年数が10年以上残っている

 

以上の条件を満たさない場合でも、メリットを受けられる場合もあるので、金融機関に相談しましょう。

 

任意売却を検討する

任意売却とは、住宅ローンが払えなくなった場合に、債権者である金融機関の了解を得たうえで、担保不動産を売却することです。

任意売却は競売と比較して、市場の売買に近い価格で売却ができる点や、近所の方に知られずに売却ができる点などのメリットがあります。

競売に比べてメリットの多い任意売却を成功させるには3つのポイントがあります。

 

・任意売却専門の不動産業者や弁護士、司法書士などの専門家に相談する

・できるだけ早い時期に相談をする

・債権者である金融機関との交渉を専門家に依頼する

 

任意売却は手続きが複雑で、高度な知識が必要になるため、任意売却の専門家に依頼しましょう。

 

まとめ

高額な教育費が家計を圧迫し住宅ローンの返済が滞ると、最終的に競売にかかることや、競売を回避する方法について解説してきました。

また、出費の見直しやローンの借り換えをしても住宅ローンの支払いが難しい場合の対処法である任意売却についての解説も行いました。

 

任意売却は、競売回避の方法として一般の方々にも浸透しつつあります。

しかし、任意売却を行うには、手続きの煩雑さや金融機関との交渉といった専門的な知識が必要です。

 

任意売却を検討されているなら、全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)にご相談ください。

任意売却専門のプロフェッショナルが、最後まで親身になってサポートいたします。

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